始めと終わり

よく、ママさんの育児奮闘記みたいな映画やドラマを、目にすることがあります。日本だけに限らず、外国でも、そういう手の映画ってありますよね。絵になる、というかドラマになりやすいからでしょうか。スーパーベイビーみたいな幼児たちが、周囲の大人たちを振り回す、みたいなストーリーが多いようです。でも、そうやって、いまの私たちが存在しているわけです。私たちも、幼児の時に、おそらく両親を、そして周囲の大人たちを「振り回して」きたはずなのです。ところで、よく考えてみますと、自分で自立して生きていく期間が、人生では一番長いわけですが、その始まりと終わりの部分は、誰かの援助なしには、やっていけないものなのですね。いや、自立して生きていると言っても、社会の様々なところで、私たちは互いに協力しながら生活している、とも言えるわけです。様々な、数え切れないくらいの職業や役割を持った人たちが、この社会を構成しているわけですから、その中で自分自身の果たす役割って、自分が思ってるほど、大きくはないわけです。ところで、ベイビーの世話をすることを育児と呼び、それとは対照的な年齢、つまり高齢者をお世話することを介護と呼びますね。育児も介護も、第三者の私から見れば、どこか似ている気がします。もちろん、どちらも、それほど簡単なものでは、ないと思いますが。まあ、結局のところ、誰かが言ったように、人は一人では生きていけない、ってことなのでしょうかね。そう考えるとホームヘルパー2級の資格も魅力的に思えてきます。